恋する俺サマ先生
「何が?」
先生はふざけたように言った。
「あの~一応私、生徒ですし…」
誰かに見つかったら大変だろうし…。
ましてやこの先生とだ。
変な噂を立てられてまたあの時みたいになりたくない。
「ああ?別にいいんだよ。夜だし見えないだろう」
「あっ、そうですか」
う゛、先生さっきから機嫌が悪い‥ような…
取りあえず、助手席に座ることにしよう。
はぁ、この先生何考えてんのかさっぱり分からないなぁ。
さっき、学校の中では優しそうだったのに‥何か誰もいなくなると、言葉使いが乱暴になるっていうか…ー。