恋する俺サマ先生
「えっ!サボろうって…」
そんな、私授業なんてサボったこと一度もないのに‥
って思ったけど、先輩にイジメられた日一時間サボってたんだった。
「大丈夫!先生には、ちょっと気分が悪かったので屋上で空気吸ってました!って言えばいいから!!」
そう言って真琴は私の背中を押し付けた。
だ、大丈夫だよね…?
不安げに思いながらも真琴と一緒に屋上に向かった。
…ーー
屋上に着くと同時に、授業を知らせる鐘が鳴り響いた。
辺りを見渡してみると、案の定屋上には誰の姿はなくて、真琴と2人だけであった。