恋する俺サマ先生
「えっ?!高宮先生に??」
私は下を向いて、小さく頷いた。
やっぱり、驚くよね…。
私だっていきなりで驚いたし…。
「そっか!良いことじゃない!!上手くいってるって感じで」
あ、れ?
「ひかないの…?」
「何、言ってんの。私は結衣を応援するって言ったじゃない!」
そう言って真琴はニコッと笑った。
「しっかし、高宮先生も大胆だね~。結衣にキスしちゃうなんて‥」
そう言いながら真琴は立ち上がり、フェンスに腕を預けた。
そう…
高宮先生にキスされた。
不意打ちでも…。
でも、キスは一回じゃない。
2回もされたんだ。