恋する俺サマ先生





さっきのこと、怒ってるんだから。




先生が答えてくれなきゃ、私だって答えない。





先生は私が答えないことを察したのか、軽く溜め息をすると掴んでいた腕を放した。




「日比野が教えてくれないなら、アイツに直接聞くか…」




一人言のように呟いて、ドアノブに手をかけてそのまま何も言わずに出て行った。













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