恋する俺サマ先生
「敬語はなしで、真琴って呼んでいいからね!」
そうして私は真琴という初めての友達ができた。
真琴っていい人だなぁ。
でも、すぐには信用しちゃダメ。
私はそう心に言い聞かせた。
授業が終わり、もう、二時間目に突入していた。
二時間目は…!?
理科!!うわ~どうして理科の授業がこんなに多いの?
はぁ…。どうしてもため息が出てしまう。
先生が教室に入って来るとすぐに私と目が合ってしまった。
ギクッ!!
私は慌てて目を逸らした。