恋する俺サマ先生

「なぁ、お前俺の授業真剣に受けてないだろ?」



ギクッ……まぁ、少し当たってるけど…でも!




「ちゃんとしているつもりです!!」



私は先生の目を見つめて言った。


それが今言える、精一杯のことだった。



だって本当のことを言うと、どうなるかわからないし…ー。



でも私の心はすでに先生に読まれていた。



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