恋する俺サマ先生
保健室の先生も言ってたけど‥なんで私のことをそんなに心配するの??
頭の中に疑問の言葉ばかり浮かんでくる。
そしてなぜ、私はそんなに先生のことを考えているのか、自分自身も訳が分からなくなっていた。
ふと、時計に目をやると約束の時間になっていた。
あれ?
場所…ここでいいんだよね??
先生遅くない?
そう思っていると、一台の車がこちらに向かってきた。
車が私の前で止まると、私服姿の高宮先生が車から降りて、助手席のドアを開けた。