恋する俺サマ先生
先生の顔を見ると、今ださっきの不気味な笑顔のままだった。
なんか…怖くない?
でっ、でも私は何も悪いことは言ってないはず…。
「お前のことを保健室まで連れてきたわ、運ぶわ…それのどこがヒドいってんだ??」
先生は不気味な笑顔のままで言うと、先生の顔が近づいてきた。
えっ、ちょっと…顔が近いんですけど‥
でもなんか、私が謝ったほうが身のためかな?
「すぅ‥すぅみませぇんでしぃたぁ…」
つねられたままで言うと、先生は少し驚いた顔をしていた。
「は?お前、別に謝らなくてもいいんじゃね?俺はただからかっただけだし…。まぁ、俺も悪かったしな?」
私は少しホッとすると、先生が私のほっぺを離し、私の頭を軽くポンっと叩くと、少し照れくさそうに呟いた。