恋する俺サマ先生




これって、どう見ても海だけど…なんで海!?





私の隣りにいた先生を見ると、何故か悲しいような目で遠くを見つめてる感じだった。



そんな先生の横顔を見つめてると、私の視線に気づいたのかこちらに目を向けた。




「なっ、この海きれいだろう??」





「はい…確かにきれいですけど、どうしてここなんですか?」



だいたい、俺に付き合えってどっか仕事の手伝いとかをするのかと思ってたんだけど…




先生は私の質問に呆れた様子で答えた。




「お前なぁ、さっきらなんでそんなに質問詰めなんだよ…」





そんなの…

「知りたいからに決まってるじゃないですか…変なこと言わないで下さいよ」






私が答え終わるとため息混じりで私をチラッと見ると、また遠い目をして答えた。





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