恋する俺サマ先生
「ほら、どうした?分からないのか?」


私はいきなり当てられたので、なんて答えればいいかわからず、答えないことにした。



「わかりません…。」


先生は少し、しょんぼりした顔をして「じゃあ、仕方ない」と言って、他の人に当てた。



この先生、さっきから私の方をチラチラ見て話しているような気がする…。

変な先生。自己紹介なのにギャグってなんの意味があるの?
あんまり、この先生と関わらない方がいいかも……。



そう思っているうちに授業が終わった。


「よしじゃあ、次の時間までギャグを考えてこいよ!」



そう言って先生は教室から出ていった。


あぁー‥終わった。次は技術か。

えっと、パソコン室に行くんだから‥一階っと…。


< 8 / 232 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop