◆昨日よりもキミが好き◆



「はぁ...っ」


ようやく唇がはなれて
わたしは肩で息をした。



花火の光に写し出された頼の瞳の中に
わたしがいた。


頼にとらえられて目がそらせない。



「な..んで?///」



驚きといつもと違う頼がちょっと怖くて
涙が溢れた。



「お前、俺に惚れたんだろ?」


「な..にそれ..またからかったの!?」



わたしは涙が止められなかった。


ひどいよ..
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