◆昨日よりもキミが好き◆

「だってさ、頼いつも女の子に囲まれてるんだもん。不満っっ！！」


ぷうっと膨れながら

ちょっぴり冗談混じりにすねてみる。



「ぷ。マヌケ面。」

そんなわたしに頼は動じずわたしを手のひらの上で転がす。



「っ//またっマヌケ面って！！ひどいもんっ。」



「はいはい。カワイイカワイイ。」


「今度はバカにしてっ！！頼なんか大嫌いっ！！」


「本気だって。俺の心にドカドカ土足で踏み込んで来るのはお前だけだっつーの。」



/////。
なんだかバカにされたよぅな
くすぐったいような言葉。



わたしは
急に恥ずかしくなって
真っ赤になった顔を両手で押さえながら
口をつぐんだ。