◆昨日よりもキミが好き◆
ようやく頼の顔が離れると
わたしは
はぁっと大きく息を吸い込む。
ぽーっと放心状態のわたしの肩をグッと引き寄せて
頼はファンの女の子たちにウインクしてみせた。
「こぅいうことだから。ヨロシク。」
頼が自分の唇をペロッと舐めるしぐさに
女の子たちはキャーと騒ぐ。
恥ずかしすぎて顔があげられない(泣)//
頼を独り占めしたかったのはわたしの希望だったけど
これから波乱はますます増えそうな予感。