◆昨日よりもキミが好き◆
♯③危険!恋愛∞注意報!!
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みんなが帰ったあと
わたしは一人教室に残って
数学の問題を解いていた。
「はぁっ。終わんないよぉ。」
教科書たった2ページ分の練習問題が進まずにいた。
教室から外を眺めると夕日がとってもキレイで。
グランドでは運動部のコたちが自主練してた。
..なんか青春かんじる~。
一人ぽっちの教室でしみじみするわたし(笑)
すると突然
ガラッ
と、教室の扉が開いた。
「やっぱまだ居たか。」
また現れたかーっ永岡頼!!!
扉の向こうに相変わらず長身な頼がいた。
「なっなにしにきたの?!」
「別に。お前が俺に会いたいって聞こえてきたから。」
「だ、誰がっ!!」
「バーカ。冗談だよ!手伝いに来てやったんだよ。」
「え?」
「お前、数学大の苦手なんだろ?お前の友達経由できぃたよ!」
あぁ、リサちゃんのことか。
..ってリサちゃん余計なことをーっ