◆昨日よりもキミが好き◆



しばらく沈黙がつづいて
わたしが口を開いた。


「//わたし職員室行ってくる。」


頼のみつめる視線から逃れようと沈黙を破る。


だけど、
握られた左手が離れない。
わたしの右手には数学のノート。





「//あ、あの../////」



「...ドキドキしてんの?」


頼が真顔で聞いてきた。
俺様なセリフだけどいつもの上から目線な感じとは違った。


「えっと///あの...//」






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