◆昨日よりもキミが好き◆
♯④発覚!乙女心♀恋心!!
「ごめんねっ。お待たせ。」
ぜぇはぁ息を切らして職員室からもどる。
「んじゃ、帰ろーぜ。」
「うん。//」
頼はさっきのことなんて
何にもなかったかのよう。
だけど
わたしの緊張は溶けなかった。
しばらく沈黙のまま歩き続ける帰り道、
何を話そうか
頭の中で一生懸命グルグルさせてると
「なぁ。」
頼が話し出した。
「お前、俺のこと気になんねーの?」
!!
まっまさか、さっきのこと!?
「き、気になるってなにが?」
ドキドキしながら聞いてみた。
「なんかお前回りの女子とちがうじゃん?なんつーの?うまく言えねぇケド..俺に好きーとかかっこいいーとか言わねぇし。」
「??」
話の意味がよくわからない..
「だいたい俺がキスするかって聞いてマジメに答えたのお前ぐらいだし..」
あぁなるほど。
フラれたことは一度もないってヤツかしら..
「だってさ。キスってわたしは好きな人としたいよ。」