◆昨日よりもキミが好き◆



それからしばらく
その女の子をかばうように
頼は試合に参加する。



わたしもやりたいな。ドッチボール..


最後までボールに当たらずに残っている頼は
相手チームから集中的に攻撃を受けているようだった。



社会の授業をBGMに

心の中で頼を応援するわたし。


がんばれ~~っ!



女の子の前に立ちはだかる頼はとうとうボールに当たってしまったようだ。




え?
あれ..?



様子を見ていると
頼がなかなか立ち上がれず痛そうに腕を押さえている。




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