◆昨日よりもキミが好き◆

♯⑤絶対!スキ×大好き!!




―――午前中の授業を終えてお昼の時間。



リサちゃんはずっとわたしの保健室かけ込みの真相を聞きたがって
早く早くと目をキラキラさせてる。



「あのね。」


「うんうん♪」


なんか照れ臭いな...



わたしは社会の時間に遭ったことから順番に話始めた。


「で?♪そんなに気になっちゃったってことは頼くんに恋しちゃったってワケ?」



「...恋..?」


「そーだよ!!気になっちゃって会いたくなったりそれは恋心だよっ!!」





リサちゃんの言葉に一瞬悩んでみたけど
わたしの中で答えはでなかった。



「う~ん..なんか自分の気持ちがまだハッキリわからないの。」




頼は今までにであったことないタイプで

回りにはいっぱい女の子もいて。


ただちょっと違う環境にドキドキしたり
新鮮に感じているだけなのかもしれない。


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