◆昨日よりもキミが好き◆
きっと今のわたしはリサちゃん以上にドキドキしてるかも。
友達の恋の行方に目がうるうるしそうなこの緊張。
そんなわたしに気付いた頼が言った。
「お前が泣いてどうすんだ。」
頭をくしゃっと撫でて頼なりの励まし。
両手を胸の前でぎゅっと合わせて息を飲んだ。
「あのね..わたし最初に会ったときから気になってて。」
そうリサちゃんが話始めると
朝野くんはそれに答えるように口を開いた。