あしたなど・わかってたまるか・コノヤロー
「涼介〜!ごはん!降りてきな〜〜!」


1階から、音無よりもすげーやかましい母親の声が聞こえてきやがる。


オレん家は、母親、兄貴の勇樹、オレの3人で暮らしてる。

父親は、しゅっちょーで、今は遠い県に居る。
何県かって?

まーまー、とーいとこ。

いや実は、忘れた。
何ヶ月かしたら家に戻って来るらしい。

兄貴は、電車で50分くらいんとこにある大学に通ってる。

しゅーしょくについて、いろいろ考えてるらしい。
が、オレにはカンケーねー。

サークル?の活動があったり、カノジョがいたり、いろいろあるらしく、帰ってくんのは早かったり遅かったり。

今日は帰って来てるみてーで、寝そべって、テレビみてやがる。
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