あしたなど・わかってたまるか・コノヤロー
「よし、わかった!おまえが本当に本気だったら、おまえの親御さんにも話さなきゃな。
田口おまえ、お母さんにも話したんだろ?」
「話した」
「反対してるだろ?」
「まぁな。けど、大丈夫じゃねぇか?」
「何が大丈夫なんだよ。先生からも話してみるから、どっちにしろ、焦らず考えていこうな!」
焦るも何も、ねぇんだけどな。
どっちにしろっつーかオレ、ふつーに東京行くだけだしな。
けど音無、ホントに真面目だよなぁ。
せーと一人ぐれぇ、東京行こうが沖縄行こーが何しようが、どーでもいいじゃねぇか。
悪い奴じゃねぇんだけど顔は極悪だし、やかましいし真面目すぎっからな。
だから音無、家帰ったら一人なんだよなぁ…。
「よし、田口、おまえの考えはわかったから、戻っていいぞ」
マジで?!
このオッサン、顔は極悪だけど、めちゃくちゃ物分かりいいじゃねぇか。
オレはさっさと、ネズミ色ん中から出てやった。
田口おまえ、お母さんにも話したんだろ?」
「話した」
「反対してるだろ?」
「まぁな。けど、大丈夫じゃねぇか?」
「何が大丈夫なんだよ。先生からも話してみるから、どっちにしろ、焦らず考えていこうな!」
焦るも何も、ねぇんだけどな。
どっちにしろっつーかオレ、ふつーに東京行くだけだしな。
けど音無、ホントに真面目だよなぁ。
せーと一人ぐれぇ、東京行こうが沖縄行こーが何しようが、どーでもいいじゃねぇか。
悪い奴じゃねぇんだけど顔は極悪だし、やかましいし真面目すぎっからな。
だから音無、家帰ったら一人なんだよなぁ…。
「よし、田口、おまえの考えはわかったから、戻っていいぞ」
マジで?!
このオッサン、顔は極悪だけど、めちゃくちゃ物分かりいいじゃねぇか。
オレはさっさと、ネズミ色ん中から出てやった。