あしたなど・わかってたまるか・コノヤロー
「え、家、菊野台だったらなんでこんなとこチャリンコで走ってたんだ?」
普通に答えてもらえた俺は、調子に乗って質問を続けてみた。
沢辺とこんなに会話するのは初めてだ。
田口の言ってた「妖精か?」を思い出して、俺はまじまじと沢辺を見た。
「……ん、今日はちょっと用事があって…」
沢辺、やっぱりカワイーな。
こんな近くで長い時間見るの、初だからな。
…ていうか、用事?
この辺に?
塾も店もなーんもないのに、用事?
制服のまま、帰り道にか?
ていうか、塾とかだったら『塾の帰り』とか、そーゆー言い方するよな?
なんか、言いたくなさそうにしたよな、用事。
え、何??
用事って何???
普通に答えてもらえた俺は、調子に乗って質問を続けてみた。
沢辺とこんなに会話するのは初めてだ。
田口の言ってた「妖精か?」を思い出して、俺はまじまじと沢辺を見た。
「……ん、今日はちょっと用事があって…」
沢辺、やっぱりカワイーな。
こんな近くで長い時間見るの、初だからな。
…ていうか、用事?
この辺に?
塾も店もなーんもないのに、用事?
制服のまま、帰り道にか?
ていうか、塾とかだったら『塾の帰り』とか、そーゆー言い方するよな?
なんか、言いたくなさそうにしたよな、用事。
え、何??
用事って何???