幻想遊戯


俺は有り得ないものを凝視するように見ていると少女がようやくこちらを向いて口を開いた。



「Sia sorpreso?」



………は?



少女が発したのは、あきらかに日本語ではない言語だった。



少女はニコニコしながら俺の解答を待っている。


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