マミーの恋人
午前0時。



シャラ~ン・・・




ケータイのメールの着信音が鳴る。



え~今頃、誰だあ・・・?




ふと、メールを見ると、




な、なんと・・・・




え、え、・・・・うそお!!!




思わず叫んだ!!!




き、如月先輩!!!!




何、何?この展開・・・すごすぎる!!!




学校の試験勉強を終えて、黎明館女学院の過去問にタバタしてたら、





がんばれ~ってエールをおくられたみたいに、




ケータイの画面に如月先輩の文字が躍っている。




開けるの、かなりどきどきするんですけど・・・・神様・・・・




にやにやと戸惑いと切なさとわくわくがごった煮になった気持ちで




オープン!!




>黒江 




>明日、期末試験だろ?




>黎明館受けるんだってな。スミレから聞いた。




>試験が終わったら、展覧会来てくれよな~




>では、健闘を祈る




しゃああああ!!!先輩~~~~!!!




わたしは急に勉強のモチベーションがあがった。




シャーペンの芯をぽきぽき折るくらいの勢いで




過去問を解き始めた。




がんばる、ウン・・・がんばるからね、先輩!!!






< 23 / 43 >

この作品をシェア

pagetop