マミーの恋人
マミーとわたしが食事を終えて、モジリアニさんが、食後デザートのレアチーズケーキ
野いちごソースがけと、ダージリンを運んできた。
そのとき。
カランコロ~ン
ドアベルが鳴った。
「こんにちは~」
妙に明るい男の子の声が。
え?え?
聞き覚えあるんですけど?この声。
まさか、まさかね・・・あるはず、ないよね?
あるはず、あった。
如月先輩!!!
何?なんなの?この展開は?
わたしは、紅茶にむせた。
ごほごほしてたら、マミーがそっとハンカチを手渡してくれた。
「どうしたの?真凛さん?」
どうしたも、こうしたも、何故先輩がここにいるのですか~、神様~!!!