俺様ヤンキーと毒舌姫
「お腹すいた。お母さんまだ帰ってこないの?
何してんのよ・・。」
お腹がすいた私はものすっごく機嫌が悪くなる。
「愛華、そうカリカリすんなよ」
今の私に話しかける馬鹿はこの世にはいない。
なのに、龍兄は私に話しかけてしまった。
「うっせぇーなー」
そう。お腹がすいた私は、すっごく凶暴になってしまうのです。
「やばっ。何してんだよ龍也。愛華がキレちゃったじゃん」
瞬兄は、竜也の肩をつかみ思いっきり左右に揺さぶる。
「い、痛。瞬やめろ。まずは愛華を止めるんだ」
いまだに暴れている私。
「奏~愛華止めてよーこうなったら愛華止められるの奏だけなんだから」」
と、瞬と龍也は、奏に頼み込んでいる。
「しょうがないな。最初からやらなかったらいいのに。馬鹿だな2人とも」
と言うと、奏は家に飼っていた猫を捕まえ愛華に近ずき
猫を愛華めがけて投げた。
猫が愛華に当たった瞬間愛華はこの世のものとは思えないくらいの
叫び声を上げた。
「キャーァァ ・・・・。」