俺様ヤンキーと毒舌姫
扉を開けるとそこは、不良たちの巣窟でした。


お、可愛くねぇー。まじ俺好み・・・。


などの言葉が飛び交っている。




「静かにしろ。馬鹿ども。」

おいおい・・教師がそんな口きいていいのか・・・。


「有栖川 愛華です。」


適当な挨拶をした。


「南條先生。私の席はどこですか?」

ちょっと切れかけの声で言った私に、南條先生は席を教えてくれた。


やった一番後ろの窓側かぁ。


あれ?でもなんで、私の席の周りだけ人がいないの?


まぁ、いいやと席に着いた。


「あいつらまた遅刻かぁ・・・」


南條がため息をつきながら言ってる。


(もう面倒なので南條にしました)


あいつらって誰? 私の頭は?マークでいっぱい。








そして、次の瞬間後ろの扉がおもいっきり大きな音を立てて開いた。






「ちーっす。仁。おはよう」



あ、あいつは・・・・・・・。



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