また会えるよね

カチャー

「なぁ雪。聞きたいことあるんだけど」

俺は笑顔で言った

ユキ「な~に~?」

甘い声をして、俺に近づいてきた

「翠がなんで階段から落ちたのかな?って」

ユキ「!!なんで!私の事じゃなくてあの女の事!?」

俺は雪の性格が裏表が激しい事を知っている
だけど翠の名前を出すとなんでこんなに動揺するんだ?
まぁあれしか・・・ないか

俺は雪を抱きしめた

「俺が好きなのは雪だよ。愛してる」

こうしてこう言えば止まる。単純だよな~

ユキ「彗人。あの女は嫌い?」

「うん。嫌いだよ」

嘘。本当はその逆。初めてちゃんと好きになった

女。だからこそだ・・・

ユキ「あのね。本当は雪が押してやったの。」

雪はあの時のことを笑いながら話した。

そして今までの事も全部聞いた。

この女!!今すぐにでも捨てたい!!

だけど、俺には時間が無い・・・

あと3日・・・
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