僕の好きな物(エッセィ)
燃えよ剣で凄く好きな台詞がある

最後の死にに行くシーンだ。

一人で馬にのり官軍に突っ込む。
勿論止められて
『名前を名乗れ』
と言われる。
でもこの時新撰組は既に崩壊して旧幕府軍と共に北海道に渡っていた土方の肩書は
『陸軍奉行並』
でもそんなつまらない役職を言いたくなかった彼は
『新撰組副長、土方歳三』
と名乗る
当然相手はびっくりして何のようだ?降伏しに来たのか?
と尋ねるが彼は
『新撰組副長が参謀府に用がありとすれば、斬り込みにゆくだけよ』
と呟いて馬を駆け上がらせる
そしてその場で一斉銃撃を受け即死する

何という眩しさ
何という潔ぎよさ
そして戦う事、戦って死ぬ事しか出来なかった男の哀しさ
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