繋いだ糸のその色を
こういうのには、関わらない方がいいんだ・・・よな?

静は適切と言える行動で、
なるべく少女を見ないように通り過ぎる。

だが 静の今まではやはり適切な日常ではないのだ。

前に進めた足をクルッとターン。

「―――ねえ あんた、何やってんの?」

好奇心には勝てないもの。


静はたまらず、聞いてみた。
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