呪いのテディベア 【fin】
悲鳴を聞きつけた先生たちが
このトイレに来た。
私は慌てて個室に隠れた。
バタァン!
「な、何だこの惨状は!」
「あ!大丈夫か君たち!」
「いや・・・。先生っ。
腕、うでが・・・・・・っ」
「急いで救急車の用意を!!」
「はい!!」
そして数十分後。
トイレの中は静寂に包まれた。
キイイィィ・・・・・。
個室の扉を開け、辺りを見回す。
そこには
私の切られた髪の毛と
あいつ等の血が点々としていた。