初恋しても、いいですか?
キーンコーンカーンコーン・・・チャイムの音が遠い学校の方から聞こえる。
完全遅刻。でもそんなこと気にしないでゆっくり歩く。一時間目は確か社会。ちょうど嫌いな教科なので更にゆっくり歩く。
九時二十五分。学校の上の方に付いている時計にはそう書いている。学校では珍しいデジタル時計だ。
そろそろ一時間目が終わる時間くらい。ちょうどいい時間なのでゆっくりドアに近付いて開けようとする。すると、後ろからバタバタと走ってくる音が聞こえた。
見るとメガネをかけた私より小さい男の子がいた。
「ハァ、ハァ・・・間に合った・・・。」
息を切らしながら何か言ってる。
するとこっちに気が付いたのか、こっちに来て、話し掛けてきた。
「あ、あの、こ、この学校って九時二十五分までに着けばいいんですよね?」
「・・・え?」
完全遅刻。でもそんなこと気にしないでゆっくり歩く。一時間目は確か社会。ちょうど嫌いな教科なので更にゆっくり歩く。
九時二十五分。学校の上の方に付いている時計にはそう書いている。学校では珍しいデジタル時計だ。
そろそろ一時間目が終わる時間くらい。ちょうどいい時間なのでゆっくりドアに近付いて開けようとする。すると、後ろからバタバタと走ってくる音が聞こえた。
見るとメガネをかけた私より小さい男の子がいた。
「ハァ、ハァ・・・間に合った・・・。」
息を切らしながら何か言ってる。
するとこっちに気が付いたのか、こっちに来て、話し掛けてきた。
「あ、あの、こ、この学校って九時二十五分までに着けばいいんですよね?」
「・・・え?」