すべての、始まり。~貴方しかイラナイ~
幼き日1


私と社長の、始まり。



それは偶然にして、必然だった・・・




初めて会った日なんて、当然だけれど覚えていない。




それほど長い距離を歩んだ日々は、あまりにも濃すぎたの。




一緒に笑い合って、ともに成長していたコト。



毎日ずっと一緒にいるのが、当然だったコト。



その先もずっと続くと、信じていたコト。




いきなり道が途絶えるなんて、知らなかった・・・



貴方への想いだけが、膨らんでいくなんてね?





秘書と妾としてしか、必要とされないなんて・・・・




笑い合っていたアノ頃は、何処へいったの?





< 1 / 79 >

この作品をシェア

pagetop