三日月<本編>
翌日、目が覚めたんは昼の1時。

4時から美容室の予約をとってるからダラダラ用意して向かう。


そういば拓也も予定があるって言ってた。


《もう起きてるんかな…》


<おはよー☆もう起きてる?ちあきまだ喉治らんねん↓痛いっ>

そうメールを送った


返事は10分後


<おはよー☆起きてるよ 喉まだ治らんのか ツラいな↓(>_<)引き続き安静にしてるように☆>


<はい☆ 拓也今日予定あるって言ってへんかった?>


<そうやねん。ちょっと寝過ぎてもぉてさ、今からシャワー浴びて行かなあかんねん。 すまん、またなぁ>


そうやってやりとりが終わってしまった。

《終わってしまった…あれ、なんか…寂しい。》


最初にすごい長いことメールしたから なかったら寂しいだけやって。

大した意味はないって

自分の中にある違和感に理由つけてた。



家に帰ってもやる事もなくてつまらんかった。

メール終わられた後はさすがにそんな連続で送れないし


つまんない…


部屋で音楽を聞きながら雑誌をみて過ごしてた。


メール受信


見ると、拓也からやった

<帰ってきたー 疲れた↓喉大丈夫か?今日出かけてたんやろ?>


なんでや


なんでちあき…なんか…うれしかった


メールは夜まで続いた。
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