闇と深紅に招かれて~完結編~
「イヤイヤ!!」

「そうだろ?な?オレが助けてやる。

いいね?それで」

ルカは頷いた。

それから、しまったと思った。

「オレに仕えなきゃなんないと思ってる?」

その顔に、ルカの考えは読まれたらしい。

ルカは気まずく思いながら再び頷いた。

彼は小気味の良い声で、笑い出した。

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