”つぼみ”
僕は、気づいていた。
未来も、人の心の声が聞こえて
しまう能力を持っているという事を。
そして、未来は、
その能力を、すごく嫌っているという事も。
だから、未来は、誰の心ものぞきたくないから、
誰とも、関わろうとしないのだろう?
と、僕は、感じていた。
いつから、そうなのかは、
わからないが、僕だったら、
未来のよき理解者になれる。
未来も同じ能力を持っていると知ってから、
僕は、この能力に感謝するようになった。