短編《ウェディングベル》



だから、さようならは言えなかった。


もうあたしの事忘れて新しい彼女、出来てるかも。


それでもあたしの心の中で陣くんは生き続ける。


ずっと側に居たかった。


ずっと陣くんだけを感じていたかった。


心の中に陣くんを封印して…。


あたしは教会に向かう。



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