年上の恋人!?
「いいの?」と
祐樹は喜んでくれた。

紫色のネクタイ。

祐樹が大好きな色で
私も好きなった色。

「ありがとう美羽。」と
抱きしめてくれた。

「5年前はこのまま
一緒に寝て次の日
出発したけど。
もうないから安心して。」

「けど。いずれは
叔父さんの後を
継いでフランスに
行くんでしょう?」

「ああ。まだまだ先。
心配するな。」と
祐樹の言葉を信じた。

「もう離れたくないよ。
絶対に・・・。」と
私は涙が溢れた。


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