年上の恋人!?
中々離してもらえず、
やっと離すと。

「美羽。全て吉永から
聞いた。

美羽の体は検査の結果
何もなかったよ。

だから俺の元に帰って
来なさい。

美羽の体は奪われたかも
知れないが、心まで
奪われた?」
祐樹が真剣な眼差しで聞いた。

私は首を振った。

ずっと祐樹しか
好きじゃなかった。

「だったら戻ってきなさい。
美羽。俺が守る。」と
抱きしめてくれた。

私が求めていた温もり。
私は子供のように
泣いてしまった。
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