年上の恋人！？

「祐樹が力さんに
相談していたの。

美羽ちゃんが離れる
かも知れないって。

仕事は口実でフランスに
呼び出して私と美羽ちゃんと
話して欲しいと
頼まれていたのよ。」

「私が祐樹から離れる。
そんな事はありません。

祐樹は忙しいし、
私があまり祐樹を
頼ってはいけないと
考えてしまうのです。」

「それが祐樹にとって
寂しいのよ。」

「寂しい？？」

「そう。だからもっと
頼って欲しいのよ。

そうしないと美羽ちゃんの
体持たないわよ。」と
私は真っ赤になった。

「祐樹って力さんに
似ているんだよね。
私も同じだったわよ。
少しでも嘘を付くと
次の日腰が痛くってね。」
と雅代さんは笑っていたが
私は何だか勘違いしていた。

祐樹に頼って良いんだ。
それを祐樹が望んでいる。