年上の恋人!?
「けどね。何度抱かれても

祐樹しか駄目なの。

私祐樹とだったら

キスをしただけで

体がとろけてしまう感じが

するんだよ。

それだけ祐樹が私に

愛情をくれる。

けどあなたは私を体で

支配していたのね。」と

言ったら彼は頷いた。

「俺は思った。

いずれは芹沢の事を

忘れて俺のモノになると

信じていたからな。

けど芹沢が美羽に対する

愛情に勝てなかった。」と

彼は言った

「あなたは愛し方が

分からないだけだよ。

体だけで支配は出来ない。

心と体が一緒になって

初めて愛情が生まれると

思うよ。

吉永君にも心から愛せる

人が必ず現われるよ。」と

私が言ったら彼の目には

涙があった。
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