年上の恋人!?
美羽は直ぐに顔に出る。

そして目に涙を浮かべて。
俺は美羽の涙に弱い。

「美羽?何泣いている?」
と聞いた。

「だって祐樹って
イケメンだし、女の子が
寄って来たと思うと
誘惑もされて・・。」と
俺が美羽以外の女を
抱いたと思っている。

俺は美羽を抱きしめた。

「そりゃ来たよ一杯。
けど誰も相手にしなかった
だって俺は美羽しか
愛していないし、
他の女が来ても
美羽以上の女はいない」と
さらっと言った。

直樹と貴一はよく
俺達をからかって
嘘をついたもんだな。

美羽が泣き止んで
可愛い顔をしていると

「美羽が欲しい。」と
言って美羽を抱いた。

俺と美羽の恋がまた
始まったのと同時に
直樹と貴一の恋も
始まろうとしていた。

・祐樹サイド終わり・
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