年上の恋人!?

明菜の過去

私は屋上まで走った。

そして大声を上げて泣いた。

何であんな奴と
出会うの?

すると。

「明菜ちゃん。大丈夫?」
と声が聞こえた。

振り向くと直樹さんがいた。

私は直樹さんに
抱きついて泣いた。

直樹さんは何も言わず
ただただ背中を
さすってくれた。

私はアイツの顔を
思い出すのも嫌だった。


< 49 / 288 >

この作品をシェア

pagetop