スーツを着た王子様
いきなりのことすぎて目がテンの私。
すると景ちゃんが、
「黙っててごめんね。
実は昨日の帰り、たまたま一緒になって凌多から告白されたの。」
景ちゃんの言葉に
凌ちゃんはただ頷いてるだけ。
「昨日ね、電話しようかと思ったんだけど、
やっぱり直接言いたいなって思って…。」
そうだったんだ…。
正直、今すごい驚いてるけど…
「びっくりさせてごめんね。
でも桃に一番に伝えたくて…「びっくりしたよ!!」
私がいきなり叫ぶから、
今度は景ちゃんと凌ちゃんが驚いてる。
「いきなりさ!
朝…しかも遅れて来たのに
付き合ってまーすなんて言われたらびっくりするよ!」
「も、ももごめんって。」
今度は凌ちゃんが謝って来る。