スーツを着た王子様

まさかの…




「桃〜。」

「ん?
なに、たっくん。」

朝、新聞を読んでいるたっくんに呼ばれる。


「そろそろ彼氏紹介してよ。」


「えッ………。」


…ついに?

さすがに自分より年上って
たっくん驚くよねぇ〜…。



「なに。

なんかマズいことでも?(笑)」


たっくんが疑いの目を向ける。


「い、いや!

マズいことなんてひとつも!」


「あそ。じゃあ紹介して。」











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