スーツを着た王子様
「うん、信じてる。」
へへへ…と笑う。
「桃…。」
創平さんの手が伸びてくる。
えッ…ちょっと…
たっくんがいるよ…?
「ストップ。俺がいます。」
創平さんの手を掴んだのは、たっくんの手。
「なんだよ…。邪魔すんな。」
「先輩がやっと女の子に本気になったと思ったら、俺の妹っすか…。」
「な、なんだよ。関係ねぇだろ。」
「まぁこれも何かの縁ですね。
これからよろしくお願いします。」
「あぁ。
未来のお兄さんだから、俺。」
がっちりと握手を交わす2人。
てゆうか…
゙未来のお兄さん゙って……
「「あ、赤くなってる。」」
「…!なってない!」
まぁとりあえず、
一件落着?