スーツを着た王子様
「さぁ行こうか!」
「へ…どこに?」
創平さんにお姫様抱っこされて、どんどん家の中へ入って行く。
「どこって、寝室だろ。当たり前。」
「当たり前じゃない…!」
「あ、別に玄関でヤッてもいいけど?」
「んなッ…!え、えっち!」
「だから、俺エロいって。(笑)
桃にだけ。」
゙桃にだけ。゙
その言葉だけで私はまぁいっか。って思っちゃう。
…単純。汗
プルル…プルル…
「あ!電話!待って。」
急いでポケットの中で鳴る携帯をとって、通話ボタンを押した。