僕らだけの歌
私はすれ違いざまに、誰かの肩と
ぶつかった。
今はまだ、この瞬間が運命的なんて
思いもしなかったよ・・・――。
―――「なっがー・・・。校長よくあんな長く
話してられるね。」
羽流がだるそうに言った。
「だから。ってか、今日放課後空いてる?!
見たい店があるんだけど!!」
「・・・っあー・・・ごめん。。
今日彼氏と、買い物行くんだ・・・。」
羽流が、申し訳なさそうに言った。
「あ、ならいいんだ!!楽しんで来てね!」
「うん、ほんとごめんね!!」
そっかー・・・
羽流は彼と、ラブラブだもん。