寝ている妹にキスをした☆


「なぁ、どっか行かない?」


雛と二人きりは嬉しいが、なにもすることがない。


折角の休みだし、雛と出掛けたい。



「……え…。でもバレちゃうよ……」


「大丈夫♪
街中でキスしない限りバレねぇよ☆」

「なっ……」

「まぁ雛が可愛すぎたらキスするかもな♪」



その言葉に雛はゆでだこ。

どんだけ照れてんだよ。
かわいいなぁ…。








「…行かないの?」


俺は雛の耳元で甘い声を出す。雛はこれの弱い。

「陸……耳…ゃばい」

「行く?」

「行くからぁ……やめて…」



……バカな雛。
こんな手ですぐ引っ掛かる。


そんなバカなとこでさえかわいいと思う俺って重症かもしんない。







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