寝ている妹にキスをした☆


しばらくして雛が帰って来た。


「雛、今日母さん達遅いみたいだから外食な。」
そう言って一万円札をひらひらあおいだ。


「勝手にして。」

雛の冷めた声。

「勝手に、って雛はどうすんの?
母さん達遅いぞ?」

そんなに俺と顔を合わせたくないのか。

「一人で食べるからほっといてよ」


……あからさまに俺を避けてる。

昔の雛なら飛び上がるほど喜んで、俺に抱き付いてきたのに。

…俺が変えてしまったんだけど。



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